Orthodontics

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正装置のイメージ

マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(アソアライナー)は、薄くて透明に近いマウスピースで歯をゆっくり動かす矯正治療です。

「装置の見た目に抵抗があるので矯正に踏み切れない」という方にもおすすめです。ブラケットやワイヤーを使わず、 ソフト・ミディアム・ハードの3種類のマウスピースを使い分けて、段階的に歯を移動させます。

取り外しができるため、矯正中もお口のケアや食事がしやすく、従来法より痛みの負担軽減も期待できます。

こんな方におすすめです

  • 矯正装置の見た目に抵抗がある方
  • 矯正中もきちんとお口をケアしたい方
  • 矯正中も美味しく食事を味わいたい方
  • 矯正中の違和感が心配な方
  • 矯正中の痛みが心配な方

マウスピース矯正のメリット・デメリット

メリット

  • 食事や歯磨きの際に取り外せる

    お口の中を清潔に保ちやすく、食事も楽しみやすい点が大きな特徴です。

  • 見た目の心理的負担が軽減されやすい

    透明に近いマウスピースのため、治療中でも他人の目を気にしにくい傾向があります。

  • 金属アレルギーの心配が少ない

    金属アレルギーが気になる方でも選択肢になり得ます(適応は診査が必要です)。

  • 段階的に厚みが変わるため負担軽減が期待

    ソフト(0.5mm)→ミディアム(0.6mm)→ハード(0.8mm)と移行する設計で、 痛みや装着感の負担軽減が期待できます。

デメリット

  • 発音に影響することがある

    装置に舌が触れるため、一時的な発音のしにくさが生じる場合があります(多くは1〜2週間程度で軽減)。

  • 都度、歯型採取が必要

    その都度歯型を採って製作する方式のため、術者の手間や患者様のご負担がかかる場合があります。

  • 順序を間違える可能性がある

    段階的に厚くなるマウスピースの装着順を誤らないよう、管理が必要です。

矯正歯科治療の一般的な治療期間と通院回数

治療期間目安

約24ヶ月〜36ヶ月

通院回数目安

24〜30回

※歯の動き方には個人差があります。精密検査の結果により、期間・来院ペースは変動します。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  1. 装置装着後に違和感、不快感、痛みが生じることがあります(数日〜1、2週間で慣れることが多いです)。
  2. 歯の動き方には個人差があり、治療期間が延長する可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴム、定期通院など、患者様の協力が治療結果・期間に影響します。
  4. むし歯・歯周病リスクが高まることがあります。清掃と定期受診が重要です。
  5. 歯根吸収や歯肉退縮が起こる可能性があります。
  6. 歯が骨と癒着して動かないことがあります(稀)。
  7. 歯の移動により神経が障害を受け壊死することがあります(稀)。
  8. 装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 顎関節の痛み、音、開口障害などの症状が生じることがあります。
  10. 経過により治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
  12. 装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置撤去時にエナメル質の微小亀裂、補綴物破損の可能性があります。
  14. 治療後、咬合に合わせ補綴物や修復物の再治療が必要になる場合があります。
  15. 保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性があります。
  16. 顎の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 親知らずや加齢・歯周病等で歯並びが変化することがあります。
  18. 矯正治療は開始後、元の状態に戻すことが難しくなります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置の特徴

患者様ご自身で簡単に取り外せます

取り外しができるため、矯正中のお口のケアもしっかり行いやすくなります。

矯正前に仕上がりの確認ができます

精密検査で採取したデータを用いて、コンピュータ上で歯の動きをシミュレーションできる場合があります。 事前にイメージを共有できることは安心につながります。

矯正治療の流れ

  1. 1

    相談

    歯並びのお悩みを詳しく伺い、お口の中を診察します。治療期間・来院ペース・費用の目安もご説明します。

  2. 2

    資料採取・検査

    歯型取り、レントゲン撮影などを行い、不正咬合の状態や適応を確認します。

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    治療計画

    採取したデータをもとにシミュレーションを行い、仕上がりイメージを共有します。

  4. 4

    歯型採取

    マウスピース作製のために歯型取りを行います。

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    治療開始

    「ソフト(0.5mm)」「ミディアム(0.6mm)」「ハード(0.8mm)」を定期的に交換し、歯を動かします。 目安として、ソフト2週間・ミディアム1週間・ハード1週間が1ステップです。

    長期間来院が難しい場合に、複数ステップ分をまとめてお渡しできるオプションがある場合もあります(内容は医院側運用に合わせて調整してください)。

  6. 6

    保定

    後戻りを防ぐため、リテーナー(保定装置)を装着します。

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    終了

    保定期間終了後も、半年に1回程度の定期メンテナンスで健康なお口を維持します。

未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について

(未承認医薬品等の使用)

当院で使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(例:インビザライン®等)は、 日本国薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置である場合があります。 また、国内で歯科医師・歯科技工士が製作するのではなく、海外工場で製作される場合があります。

カスタムメイド装置は既製品ではなく市場流通性がないため、薬機法の対象外となる扱いとなる場合があり、 医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。

(国内の承認医薬品等の有無)

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あり、 国内で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在する場合があります。 趣旨をご承知の上で、希望される場合は同意書が必要となります。

入手経路について

装置はメーカーおよび国内正規代理店等を通じて入手します(院内運用に合わせて記載を調整してください)。

「きれいな歯並び」の次は、「白く美しい歯」へ

矯正後はホワイトニングで、口元の印象をさらに整える選択肢もあります。 銀歯が気になる場合は、セラミック等の補綴で審美性を高めることも可能です。

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成人矯正

その方のご要望に合わせて、より良い方法をご提案します

成人矯正のイメージ

大人の矯正では、患者様が「何を」「どこまで」望まれているのかを確認することが大切です。

当院では、「気になる部分だけを治したい」「歯並び全体を治したい」「装置が目立つのは嫌」など、 お一人おひとりの声にきちんと耳を傾け、ご要望に合った方法をご提案します。

矯正は時間と費用がかかる治療です。いざ開始して抜歯したり削ったりした場合、元に戻すことはできません。 後で後悔がないよう、開始前に丁寧にコミュニケーションを取り、「本当に望まれていること」を理解するよう心がけています。

大人になってから矯正を始められる方が増えています

矯正は「子供だけの治療」ではありません。大人になってから矯正を始められる方も増えています。

ご結婚・子育てがひと段落して「昔から気になっていた歯並びを治したい」と思われる方や、 お子様の矯正をきっかけに「親子で一緒に始める」ケースもあります。

大人の矯正に年齢制限はありません。歯並びが気になる方は、諦めずにお気軽にご相談ください。

歯並びの悪さの悪影響

歯並びの悪さは見た目だけでなく、お口や顎、全身の健康に影響する場合があります。

病気リスクが高くなる

歯並びが悪いとプラークコントロールが難しくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まる場合があります。

ものがしっかり咬めなくなる

硬いものが咬みにくくなり、よく咬まずに飲み込むことで消化器官に負担がかかることがあります。

発音しづらくなる

歯の隙間などにより空気が漏れ、発音しづらくなることがあります。

顎関節症を引き起こす

咬む力が均等に加わらず顎関節へ負担が集中し、顎関節症の原因となる場合があります。

お顔が歪んでしまう

咬む力が左右どちらかに偏ることで、顔貌バランスに影響することがあります。

肩こり・腰痛の原因となる

体のバランスが崩れ、肩こりや腰痛などの不定愁訴を引き起こす場合があります。

大人の矯正治療

矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

セラミックブラケット

透明のセラミック製ブラケットを使用する矯正装置です。見た目が気になる方や、仕事柄装置が目立つのが困る方におすすめです。

治療期間目安

約24ヶ月〜36ヶ月

通院回数目安

24〜30回

リスク・副作用:「一般的なリスクや副作用」をご覧ください。

マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置

薄くて透明なマウスピースで歯を動かします。取り外しができるためケアがしやすく、ゆっくり動かすことで痛みの軽減が期待できます。

治療期間目安

約24ヶ月〜36ヶ月

通院回数目安

24〜30回

詳細は マウスピース矯正 セクションをご覧ください。

リンガル矯正(舌側矯正)

歯の裏側に装置を装着する方法です。目立ちにくい矯正を希望されるものの、マウスピースでは対応が難しい方におすすめです。 ただしデメリットもあるため、事前に十分ご説明し、ご理解いただいたうえで選択いただきます。

治療期間目安

約24ヶ月〜36ヶ月

通院回数目安

24〜30回

リスク・副作用:「一般的なリスクや副作用」をご覧ください。

成人矯正は「ゴールの共有」が最重要です

気になる部分の改善から全体矯正まで、目標と優先順位を整理したうえで方法をご提案します。 まずは相談で、希望・不安・生活スタイル(見た目/通院/痛みなど)をお聞かせください。

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小児矯正

矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

お子様の矯正はタイミングが大切です

小児矯正のイメージ

親御様から多いご相談は「いつから矯正を始めたらいいのでしょうか?」というものです。

ただし、歯並びの状態や成長には個人差があるため、一概に「○歳から」と断言はできません。

一方で、小児矯正はタイミングが非常に重要です。適切なタイミングを逃すと、 抜歯をともなう矯正が必要になるケースもあります。すぐに始めるかどうかは別として、 まずは一度、お口の中を診させていただくことをおすすめします。

「もっと早く連れて来て頂けていれば…」というケースも少なくありません

幼稚園の頃から定期的に診せていただければ、虫歯の管理をしながら、 お子様にとってより良い矯正開始のタイミングを見極めやすくなります。 実際に「もっと早ければ、抜歯をせずに済んだかもしれない」と感じるケースもあります。

適切なタイミングを逃さないためにも、まずは一度ご相談ください。

矯正をおこなっている歯科医院で、一度診てもらいましょう

一般の定期検診では、分かりにくい歯並びの悪さや骨格的な問題が見逃されてしまうことがあります。

少しでも歯並びが心配なら、セカンドオピニオンとして当院をご活用ください。 「矯正が必要かどうか」「必要ならどのタイミングで始めるか」などをお話しします。

お子様の矯正のメリット

抜歯しなくて済む可能性が高まります

成長過程の顎の発育を利用して歯列を整えることで、 将来2期治療が必要になった場合でも、抜歯回避につながる可能性が高まります。

虫歯のリスクが低くなります

矯正は見た目だけでなく、清掃性の改善による病気予防の観点でも大切な治療です。

仕上がりがきれいで、後戻りしにくい

顎の成長を正しく導くことで、きれいに仕上がりやすく、後戻りが少ない傾向があります。 2期治療へ移行する場合でも、治療期間が短縮できるケースがあります。

お子様の矯正は、1期・2期治療に分けられます

小児矯正は、顎の骨の成長を利用して歯並びの乱れや噛み合わせを改善していく「1期治療」が中心です。

適切なタイミングで1期治療を始めることで、歯並びをきれいに仕上げたり後戻りを防ぎやすくなります。 さらに、2期治療が必要になった場合でも、抜歯回避の可能性が高まります。

1期治療

通常、乳歯と永久歯が混在している「混合歯列期」に行います。 顎の骨の成長を利用して、歯並びの乱れを改善していきます。

2期治療

ブラケットなど本格的な装置を使った矯正です。通常、永久歯に生え変わった「永久歯列期」に行います。 顎の成長が落ち着いた状態で、歯並びを整えていきます。

治療時期及び期間

治療期間目安

約24ヶ月〜36ヶ月

通院回数目安

24〜30回

リスク・副作用:矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用をご覧ください。

小児矯正は「まず一度相談」が最も効果的です

すぐに矯正を始める必要がない場合でも、適切なタイミングを見逃さないために、 一度チェックしておくことを強くおすすめします。

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